とある方に送れていない返事

ご飯の撹拌が足りなかったとのこと、それはそれは大変申し訳ございませんでした。

 

長い長い、長いメールでおっしゃりたいことは、双方の状況を理解しろ
という事でよろしかったですか?
結論を先に申し上げます。

 

不可

 

言った言わないで飽きもせず延々と議論ができるような亀裂の入った人間同士の調停は、私の仕事ではございません。

 

毎回毎回長い長いメールを打つ時間がある事、時間帯を頓着せずに生活できる事、寄生虫のようにして宿主にダメージを与える事をなんとも思わずに生きて行けるその強さ、羨ましく拝見しております。

 

私には本業がありまして、雑音に煩わされてしまうと望むレベルの結果を出すためには多大なる気力と体力を消耗してしまうので、無駄なお付き合いは本心からご遠慮申し上げたいところです。


それに、いちいちあなたや家族の「過去の真実」を掘り出すような暇はございません。
私の脳みそはあなたと違って水洗便所のようなものです。
溜まった澱は臭い出す前に忘却という便利なボタンで流してしまう、非常に単純な構造なのです。

味噌も糞も一緒にできるような精神力は持ち合わせていないのが、あなたと私の違いなのでしょうね。

 

過ぎたことは、時間経過とともに様々な解釈味付けがなされるのは自明の事です。

あなたのメールよりも長い長い歴史がそれを証明しております。
そして、往々にして後付けの解釈は自己満足である事が多いですね、特に物的証拠が何もないあなたの主張のような場合は。


「過去の真実」は各人の中にしかありませんので、そちらを大切になさった結果、目の前の現世の人間との関係が良好になるのかどうなのかは、なんとも申し上げ辛いところです。

 

「周りが要求する自分」

それもまた自分の一面だと腑に落とす事ができず、「言いなりになる」事が嫌なのなら、家族でも社会でも人間関係を取り結んで行くのは容易ではないですね。


まぁ、無理して相手の要求を飲まずに孤高の人生もまた一つ、だと思いますよ。

 

もしもの時は国が助けてくれますし。